救命救急のいま

 

心停止時間と救命率

心停止時間と救命率

心停止時間と救命率


心臓の拍動が止まってしまう状態には2つのタイプがあります。1つはAEDで救えるもの、もうひとつはAEDで救えないもの。ここではAEDで救命できる「心室細動」について説明します。

心室細動は健康な人にも突然に発生する致死的不整脈です。いままで普通にしていたのに突然、バタッと倒れる・・・それが心室細動です。突然の卒倒を目撃した人が適切に対応すれば救命率は80%に達します。

図は、心室細動による心停止からAEDを用いた除細動までの時間と救命率(生存して病院を退院できる確率)の関係を示しています。図で注目してほしいのは突然に卒倒したあと2分以内にAEDによる除細動を行えば、救命率は80%に達することです。また、AEDの使用が遅れれば遅れるほど救命率は低下し、10分後には救命率がゼロになってしまいます。心室細動は救命可能な不整脈ですが、それはその場に居合わせた市民がAEDを適切に使えるかどうかにかかっています。
 
その場にAEDがない場合、心臓マッサージをしっかりと行うことで救命率を向上させることができます。

救急車の平均到達時間

救急車の平均到着時間

救急車の平均到着時間